18世紀末にイギリスで起こった産業革命によって生産活動は飛躍的に発達し、人類は物質的な豊かさという“正の恩恵”を享受してきました。しかし高度な生産活動は同時に環境汚染という“負の側面”をもたらしています。それによって今、温暖化による気候変動や廃プラによる海洋汚染など、地球環境は危機的な状況を迎えています。

次世代に豊かな自然環境を継承するには、生産活動を根本的に見直し、新しい生産システムを構築しなければなりません。その新しいシステムの重要部分に廃棄物処理があります。

私たちは廃棄物処理の社会的責任は極めて重いことを自覚し、円滑にかつ安全に処理することを使命としています。同時に、廃棄物を適正に処理できる環境や体制を整えることが、我が国の産業活動に寄与するものと信じています。この重大な責任を全うするには、高いモラルと知識・技術を備え、日々の業務に取り組むことが王道なのだと確信しています。